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頑張ったね
7月18日13時30分頃、きなこ永眠しました。
前回のブログから少しずつ具合が悪くなり、
夜には食べる事も飲む事もできず、
へたりこんだ姿勢が目立つようになっていました。
18日の朝は目をくりっとさせ、はふはふしながらも
牧草を1本つまむ仕草を見せていました。
私が家事を終えてリビングに戻った直後、
突然ぱたっと倒れ、私が「きなちゃん!」と何度も叫んでいる中
そのままあっという間に旅立っていきました。
呼吸困難は苦しかったと思いますが、
息を引き取る直前までしっかりしていたきなこは
まさしく「生き切った」(旦那さんの言葉を借りて)という思いがします。
永遠の眠りについたきなこは本当に可愛らしくて
何度も頬ずりしました。
そして昨日、お寺で葬儀をしました。
箱の中にお気に入りのブランケットを敷いて、
ペレット、牧草、にんじん、にんじんの葉っぱ、
かじり木、母が手向けてくれたお花を入れてあげました。
大好きなものに囲まれてきなこも喜んでくれたかな。。。
今は小さなお骨になって我が家に鎮座しています。
我が家に来て11年、いっぱい遊んで、
いっぱい美味しいものを食べて、
いっぱいわがまま、いたずらもして、
可愛い子供達を授かり、
きなこの生涯は辛いことより、楽しいことの方が多かったと
私は思います。
今まできなこのことを見守ってくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
そして時々はきなこのことを思い出してくれたら嬉しいです。
「みなしゃん、かわいがってくれてありがとでしゅ」
きなこさん、本当に最後までよく頑張ったね。
mariさんにとって自慢の子です。
ほんとにほんとにありがと
不安
今日のきなこは何となく元気がないような
そんな気がします。
ふごふご
顔が少し上がり気味だし
正面から見ると
ふーがふーが
口が開いているのがわかります。
最近は週末になると呼吸困難になる事が多いので
また苦しくなっちゃうのかなととても不安です。
私の不安がはずれることを祈るばかり
頑張れ、きなこさん
「ねむい・・・」
しずか~に
現在、体調が安定しているきなこさん。
そうなるとすぐにやっちゃうのが「ケージがしゃがしゃ」
「mariしゃ~ん」
「やっちゃおうかなぁ~」
「まずは・・・」
かじり木を齧りだしたら、すかさず扉を開けて
「ほぉら、しずか~にしようねぇ♪」
と、なでなでしまくる
そんな毎日が続いています。
がしゃがしゃはテンションを上げてしまう行為なので、
なるべくやらせないようにしています。
でも、そのつど家事などやっている事を中断して
きなこが落ち着くまでなでなでするので、
結構大変なんです。
これもきなこさんのため
1日でも元気な日を送ってほしい
そんな思いで頑張っています。
「はぁ~きもちいいわぁ・・・」
きなこさん、もう少し落ち着いてくれない?
誤嚥
先生と電話で話した中で「やっぱりそうなんだ」と
再確認できたひとつをお話ししたいと思います。
きなこのように投薬生活を送っていると
呼吸困難を起こしている時でもつい「お薬だけは飲ませなくちゃ」
と思いがちです。
でも、それはきなこにとってすごく危険な事なんだそうです。
呼吸困難を起こしている時、酸素を吸うより吐く度合いが大きく
その中で少しだけ機能している呼吸の力で
何とか酸素を吸おうとします。
そんな必死な状況の時にお薬を飲ませると
誤って気管の方へ入り重篤な状態になってしまったり、
最悪窒息死をしてしまう事があるそうです。
「あら、こわいわねぇ~」
私もきなこの状態を見ながら投薬をしています。
なので、まる1日飲ませられない時もあります。
でも、それが合っているのかわからなかったので、
先生のお話を聞いて安心しました。
何事も臨機応変にって事ですね。
「そういうことなのよね~」
本当はお水を飲んでいる姿を載せたかったのに
なぜかカメラを構えると、ぱっと上を向いちゃうきなこさん。
どれだけ写りたいのさ(苦笑)
☆ あくまでも老齢の心疾患であるきなこの場合のお話しです。
投薬方法はきちんと先生の指導を受けて行ってくださいね。
感謝
今日はきなこのお見舞いに母が来てくれました。
最初は「だ、だれ?」という顔をしていたきなこですが、
にんじんの葉っぱをもらったら思い出したようです^^;
前回来てもらった時は本当に辛い状態だったので、
今日の元気なきなこの姿を見て安心したようです。
ばぁばが来てくれてよかったね、きなこさん
「うん♪うれしかったわ、mariしゃん」
今は牧草もペレットもいつものように食べています。
そして日曜日には、きなこ達を診てもらっている先生から電話がありました。
カルテを整理していて、きなこのカルテを見て
ふと様子が気になったそうです。
ちょうど具合が悪い時だったので、その状況を伝え
先生と1時間も話をしてしまいました。
でも、いろんな話ができ改めて自分のやってきた事が
間違いじゃなかったんだと認識でき、
とても有意義な1時間でした。
呼吸困難の事を告げた後、
すぐにメールでアドバイスをくれたり、
励ましてくれるうさ友さん達もしかり、
こうしていろんな人がきなこの事を見ていてくれる。
それだけでも私にとっても、もちろんきなこにとっても
とても心強い事であり、支えになっています。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
あとどのくらいきなことの時間があるのかはわかりませんが、
その時までしっかりときなこと向き合っていこうと思っています。
どうぞ皆さんも変わらず応援していただけたら嬉しいです。
ね、きなこさん♪
「おうえん、よろしくねん」
って、牧草をくっつけた顔で言われても・・・(苦笑)